ムッシュERへ!

昨夜仕事から帰宅するといつもなら2階から眠そうに降りてくるムッシュが玄関を開けたところにいました。

珍しい事もあるもんだ、そんなに待ち遠しかったのかな~、と挨拶もそこそこに急いで夜ご飯の支度に取り掛かりました。

ムッシュは遊びたそうにしていましたが、すぐに諦めてソファで横になり大人しくご飯を待ち始めました。

待っててねもうすぐ出来るよ~♪、とムッシュに話しかけながら準備をしていると、突然ムッシュが吐きました。!!おっと!

たまにお腹がすきすぎて吐いてしまうことがあるので、あまり気にせず片付けてすぐご飯の支度を続けました。

するとその後も2回ほど吐き、その後もソワソワと歩き周り落ちつか無そうなムッシュ。。。

何か変だなー、と思いながらもご飯を食べれば調子が良くなるだろうとご飯の支度を急ぎました。

しかし作ったご飯も食べず、チキンジャーキーならばどうかと急いで作りましたが、これもダメ。

それどころか吐き気はどんどん酷くなり、水を飲んだらお水をそのまま吐いてしまい、そのうち泡みたいなのを何度も吐くようになりました。(><)

この頃には私も動揺していて仕事中のトト様に電話をしました。
すると、emergencyへ連れて行くよう言われました。

まさかムッシュがemergencyのお世話になるとは夢にも思わず、しかもこんなに突然!
emergencyがどこにあるのかも分からず、動揺しながらインターネットで探し、目ぼしい所に電話をかけました。

既に夜の10時半を過ぎていて、emergencyと言いつつ24時間でないところも結構あり、なかなか見つかりません。
何か情報がないかとムッシュの主治医の病院のサイトへ行きました。

すると少し離れた町の緊急受付をしている病院が3つ記載されていたので、その中から場所と、口コミ情報を頼りに1つに絞りました。

電話をしてみるとすぐに応答がありました!開いてるー! (;0;)

状況を説明し、半信半疑のまま電話を切りましたが、とりあえずemergencyへ行って見ようと急いで支度して家を出ました。

ムッシュの吐き気はどんどん酷くなるようで病院へ向かう車中ではムッシュはゲロゲロでした。

助手席でいつもみたいに寝ようと横になると、すぐ後部座席へ移動し置いてあるベッドで吐くの繰り返しで、1回目はすぐ掃除しましたが、そのうち「エーイ、いいよいいよ、吐く所はそこと決めたんだね。それなら思いっきり吐いてくれぇ!とにかく急いで病院へ行かなくては!」と、私は運転に集中しました。

その頃にはあまりのムッシュの吐きっぷりに、本当にemergencyに行く事にして良かった、この判断は正しかった、とあれこれ思いながら運転していました。

それと、どうなっちゃうんだろう。まさか開腹手術。。。
ムッシュは4歳にして足と歯で4回、子犬の頃にした去勢手術も入れたら既に5回の手術経験があります。

ムッシュの不憫さに泣けてきましたが、号泣しながらemergencyのドアを開ける訳には行かないと何とか心を落ち着けながらemergencyに到着しました。な、なんだこのお洒落空間!

病院はリニューアルしたばかりらしく綺麗で、とっても明るく、広い待合室には石で装飾された壁、スタイリッシュな香り漂う受付カウンター、そして高い天井。何か病院じゃないみたいにお洒落な空間でした。

私が想像していた救急病院は、古いオフィスに救急患者がごった返し、何となくテレビドラマのERみたいなのの動物病院版で、ジョージクルーニー張りの治療命みたいな男の先生が口数少なに治療するという感じ。

ビビリーのムッシュは、emergencyみたいな所じゃ絶対怖がっちゃって無理だと勝手に思っていたのですが、なんとまぁ。(゚ロ゚屮)屮

この病院はとても静かで患者はムッシュの他は、ウサギを連れて来てるおっちゃんと、足を怪我したチワワを連れてる婦人だけで、しかもさりげなく有線のような歌謡曲さえ流れているお洒落具合い。

この状況で(実は私の方が)少し安心し簡単な受付を済ませると、奥から看護婦さんが吐いてるボストンテリアはどこかしら~、迎えに着たわよ~とこれまた明るく登場。w( ̄▽ ̄;)wワオッ!!

気が動転していた私は忘れ物がないか何度も指差し確認したにも関わらず、実は頭は真っ白、指差しもエアー確認だったようでハーネス持ってリードを忘れたのでした。

ハーネスだけの11kgのムッシュを抱っこして、すみません、リードを忘れてしまって、と看護婦さんにムッシュをズシリと預けました。

トト様も仕事を早退し到着。それから1時間くらい待ち、ようやく個室に呼ばれ先生と話すことになりました。

これまた先生は私の想像とは違い、女性の若い気さくな感じの先生でした。

先生は幾つかの可能性を言ってましたがハッキリした原因が分からないらしく、レントゲンを撮って確認する選択があると説明してくれました。

また全身麻酔かとショックを受けつつ聞いてみると、体のレントゲンは麻酔なしで出来るのと、10分くらいで終わり、その後この部屋にあるモニターで写真を見て説明することが出来ると言われ、それならば是非とお願いしました。

それから待つこと10分、先生が戻ってきました。

レントゲン写真をモニターで見ながら各臓器にについて1つ1つ細かく説明してくれました。異常なしでした。

強いて言えば胃に多少何かあるものの、オモチャのプラスチックとか異物ではなく、もしかしたらオモチャノ綿?という感じで、このくらいなら自然に出てくるはずと先生は言ってました。

なのになぜ?!という事で、先生は3つの選択肢をくれました。

1.吐き気止めの注射を打って自宅に戻り安静にして様子を見る
2.今現在奥のケンネルに入れて様子を見ており、病院に来てからはまだ1回しか吐いてないのでこのまま病院に預けて様子を見る
3.内視鏡で胃を見て異物があればそのまま取り除く。この場合は弱いものだが全身麻酔。

ビビリーなムッシュの性格から言って、ムッシュが一番望むことは一緒に家に帰る事。

1.の家に連れて帰る選択をしました。ただ治らなければその時は内視鏡をお願いする事にしました。先生からは2回以上吐いたら病院に来るよう言われました。

その後ロビーで暫く待ち、ウロウロしていると奥の部屋で点滴をして台の上にいるムッシュが見えました。

ムッシュが見える!と扉の小窓から見える奥の部屋のムッシュを覗き込む私達。

周りで看護婦さんが3人何やら作業していてそのうち一人の看護婦さんがムッシュの背中をずっと撫でてくれていました。そのせいかビビリーなムッシュも少しはリラックスしている感じ。

一人の看護婦さんが注射を持って行ったのが見えたので、心配しながら鳴き声を待ちましたが聞こえませんでした。

もしかするともう眠くて鳴く気力も無いのかも。既に深夜1時、ムッシュは夜ご飯も食べてません。

暫くしてムッシュが看護婦さんに連れられて出てきました。

その後、車に乗せるとすぐに1回吐いてしまい、残り1回。

その日はあまりに静かに寝ているムッシュが心配で何度も呼吸を確認しながら一緒に寝ました。

今日はご飯をスプーン1杯から様子を見て少しずつ間隔をあけて増やしながらあげてます。

少しずつ食欲が戻っているようでもっと欲しそうにするようになりました。
その後吐き気もなく回復しました。

とにかくいつ何が起きるか分かりません。
日頃から緊急で行ける動物病院をチェックしておくと良いですよ~。

長文にお付き合いいただき有り難うございました。

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